『白保の家』

『しらほ 家カフェ』という名前の由来は、『白保の家』からきています。

この家を設計した松山将勝さんが、ご自分の作品として『白保の家』と命名されたのです。

施主としては、『白保の家』というと、白保を代表する家のようでなんとなくおこがましいというか、「ウチも白保の家ですけれども?」みたいに近隣のみなさんに言われそうで、自分から、ここは『白保の家』です、とは言えないまま、時は過ぎ。

竣工した2005年からフツーに住むこと10年余、小学1年生だった男の子は中学を卒業し、地元の高校に行くものと思っていたら沖縄本島の高校に行ってしまい、そんなこともあって『白保の家』を住まい兼カフェにしようと決めたのが2016年でした。

さて、カフェの名前やいかに? 

う~んう~ん…と家の中をあちこち俳諧し、あーでもない、こーでもないとのらりくらりと何日も、何か月も悩んだ末に、テラスに寝っ転がってようやく頭の中でピントが合った。

ここは『白保の家』。

この家がここになきゃ、カフェなどやろうとはひとっつも思わない。

『白保の家』あってのカフェ。

だから『白保の家カフェ』。

うむ、『しらほ 家カフェ』だ、という次第。


本当に、ここ『白保』の、この『家』でなきゃ、自分たちがカフェをやるなんてありえません!

都会のおしゃれなストリートや、郊外の閑静な住宅街で、「カフェやろう!」なんて滅相もない。そんな財力も、能力も、気力も、華やかなネットワークも持ち得ておりませんので。

カフェをオープンできたのは、まずは『白保』という自然環境を含めたコミュニティがあり、建築家の松山将勝さんの叱咤激励のもと地元工務店の八建実業のタダボーが『白保の家』を建ててくれたからであり、白保の自然の恵み、田畑の恵みがあるからであり、ご近所さんや白保日曜市などの地域のネットワークがあったればこそ。すべてに感謝しかありません。


松山建築設計室の『白保の家』HPは以下に。今とのあまりの違いに驚かないでください^^;

「昔はきれいだったのにね~」ではなく、「一段と味が出てきたね~」と言われるように、『白保の家』を大切に磨いていきたいと思います。


shiraho 家 cafe /しらほ いえカフェ

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